研究代表者 |
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研究期間 (年度) |
2006
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概要 | ハイブッド車、インバータエアコン等の永久磁石モータでは、小形、高効率化を図るため、世界最強のネオジム磁石を用いると同時に、高級電磁鋼板を高磁束密度条件下で使用している。設計段階でモータの効率を評価するためには、回転磁束条件下の鉄損(鉄板内に磁束が通ることにより生じる損失)を電磁鋼板の飽和磁束密度(=2.03T)近くまで測定しておく必要がある。そこで本試験研究では、測定精度を向上させるために、試料を巻線でおおう形の新たなコンセプトでの測定装置を開発する。本装置が開発できれば、日本のモータの「ものづくりのわざ」に磨きをかけることができ、我が国のモータ産業の発展に寄与するものと期待される。なお、本試験研究は、国の科学技術基本計画の「環境」、「エネルギー」、「ものづくり技術」に対応する。
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