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高感度特異性ペプチドライブラリー・スクリーニング法と細胞内導入法の新技術融合による創薬・汎用性分子標的法の開発

研究課題

産学が連携した研究開発成果の展開 研究成果展開事業 地域事業 地域イノベーション創出総合支援事業 シーズ発掘試験

研究代表者

近藤 英作  岡山大学, 大学院医歯薬学総合研究科, 講師

研究期間 (年度) 2006
概要先端医療としての分子標的薬は、巨額の投資によるゲノム創薬法以外にも様々な方法による可能性の検討が必須である。我々は、高感度特異的ペプチドライブラリー・スクリーニング法で得られるデザイン化ペプチドと超効率導入能を有するプロテインベクター系の技術総合により、ペプチド創薬とその細胞内導入による新側面からの細胞内分子標的システムの開発を行う。当技術基盤の確立は、現今の抗体医薬等の限界を克服する進化型かつ汎用性の新規分子標的法として我国の医療に貢献することが期待される。具体的には、regulatory T cell(Treg)特異的に発現するFoxP3 を標的化する高親和性ペプチドを創製し、超効率導入系を応用した直接Treg を制御する新規腫瘍免疫活性化システムの構築を目指す。 微量生理活性ペプチドの構造活性相関を検討するため、現在用いられているN及びC末端を利用した修飾(固定化)法とは異なり、ペプチドの等電点を変化させない形の生理活性ペプチド誘導体化、修飾法を検討する。

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JSTプロジェクトデータベース掲載開始日: 2016-04-26   JSTプロジェクトデータベース最終更新日: 2025-03-26  

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