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高齢者の口腔ケアを目指した抗菌性簡易歯質コーティング材の開発

研究課題

産学が連携した研究開発成果の展開 研究成果展開事業 地域事業 地域イノベーション創出総合支援事業 シーズ発掘試験

研究代表者

吉田 靖弘  岡山大学, 大学院医歯薬学総合研究科, 助教授

研究期間 (年度) 2006
概要<研究目的> 代表研究者が開発したリン酸化プルランは抗菌物質を歯質表面に運ぶ役割を担い,しかも抗菌物質を歯質表面に留めておくことから,口腔内での長期的な抗菌効果が期待できる。本研究では,リン酸化プルランをもとに,介護の必要な高齢者にも応用可能な抗菌性簡易歯質コーティング材を開発する。<開発の必要性> 超高齢社会の到来,それに伴う介護費や医療費の増大など深刻な社会問題が山積している我が国において,『寝たきり老人』の増加は早急に対処すべき課題である。歯牙喪失は『寝たきり』,『痴呆』につながり,これら要介護者への不十分な口腔ケアがさらなる歯牙喪失の原因となるなど,介護の場でも悪循環に陥っている。口腔内の健康はQOL の維持・増進に大きく貢献するとともに,高齢者の誤嚥性肺炎など死に至るリスク軽減にもつながる。

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JSTプロジェクトデータベース掲載開始日: 2016-04-26   JSTプロジェクトデータベース最終更新日: 2025-03-26  

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