軟骨特異的集積ペプチドを用いた関節変性疾患治療薬の開発
研究代表者 |
大橋 俊孝 岡山大学, 大学院医歯薬学総合研究科, 助教授
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研究期間 (年度) |
2006
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概要 | 変形性関節症(OA)など慢性の関節炎を伴う関節疾患は、関節の構成要素の退行変性により、軟骨の破壊と骨・軟骨の増殖性変化を来す疾患で、高齢化とともにさらに増加が予想される。本課題は代表研究者らが発見した新規軟骨基質特異的集積ペプチドを使い、軟骨破壊阻害薬をターゲッティングする新規治療法である。さらに、近赤外領域の蛍光物質で標識すればin vivo蛍光イメージング装置で非侵襲的検査が同時に可能であり、患者の負担の少ない高度治療につながる。実用化の可能性の高い治療薬研究である。本研究では動物モデルを用いて、治療効果を検証することを目標とする。
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