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介護用尿パッドなどに利用される再利用可能な新規吸水層の開発と応用

研究課題

産学が連携した研究開発成果の展開 研究成果展開事業 地域事業 地域イノベーション創出総合支援事業 シーズ発掘試験

研究代表者

辻 英明  岡山県立大学, 保健福祉学部

研究期間 (年度) 2005
概要高齢化社会を迎え要介護高齢者は増加し、利便性・性能のよさなどから現在オムツの主流である紙オムツの需要はますます増大している。しかし、紙オムツは一度の使用後焼却処分され、その国内廃棄量は年間約190万トンと莫大である。それに伴い発生するCO2やダイオキシンや、原料の紙パルプ製造に伴う森林破壊などにより、現在の紙オムツは環境破壊の元凶といえる。 このような状況を背景に、申請者らは、再利用可能で紙オムツの性能に劣らないオムツの開発を4年来行ってきた。その結果、ポリアクリルアミドゲルを組み込んだスポンジを吸収層とした再利用可能な紙オムツのプロトタイプを開発したが、耐久性では満足できるレベルではない。 本課題では、120回の洗濯・乾燥再利用可能なオムツを最終目標に掲げ、良好な使用性能とともに耐久性が画期的に優れた新しいオムツ用吸水層を開発することを目的とする。

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JSTプロジェクトデータベース掲載開始日: 2016-04-26   JSTプロジェクトデータベース最終更新日: 2025-03-26  

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