ウジムシの分泌物による下肢潰瘍治療メカニズムの解明及び創薬の開発
研究代表者 |
三井 秀也 岡山大学, 医学部心臓血管外科
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研究期間 (年度) |
2005
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概要 | 平成16年4月、本邦で初めて岡山大学において下肢潰瘍に対するウジムシ治療が開始された。これにより、糖尿病性の下肢の壊死により切断と診断された多くの患者の足を救っている。しかしこの治療メカニズムは不明のままである。また、生き物を使う弱点として、嫌悪感がある、保存がきかない、などがある。そこで我々は、マゴット分泌物中の潰瘍治療成分を抽出し、その生理活性物質、抗炎症作用のメカニズムを解明し、潰瘍治療の創薬の開発につなげていこうと考えている。
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