研究代表者 |
小阪 淳 岡山大学, 大学院医歯薬学総合研究科
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研究期間 (年度) |
2005
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概要 | 組織切片上での癌関連物質の絶対量の定量化法の開発][病理診断現場では、顕微鏡下で癌組織の微細構造を逐一確認することで、癌の組織診断としている。同様に、ヒトを含む動物の組織切片を作成し蛋白質抗原分子やmRNAの局在を調べることは、医学の現場で必須の作業となっている。申請中の(特願2004-360631)は、組織切片上において細胞一個一個のレベルで遺伝子産物の絶対量を定量化できる画期的な手法である。この手法の応用によりp53等の癌の悪性度を決める遺伝子産物の癌細胞一個一個における絶対量を定量化できれば、病理専門医に委ねられている癌の組織診断の簡便な新しい客観的な診断法が確立できる。本法の開発と実用化を目指す。
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