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再生医療における培養細胞機能評価のためのISFETサブマイクロバイオリアクタ開発

研究課題

産学が連携した研究開発成果の展開 研究成果展開事業 地域事業 地域イノベーション創出総合支援事業 シーズ発掘試験

研究代表者

毛利 聡  岡山大学, 大学院医歯薬学総合研究科

研究期間 (年度) 2005
概要再生医療において、培養細胞が生体内で機能するかどうか判断するには、正確な細胞機能情報獲得が必要であり、このためには微細な感応部を持ち、短い応答時間のセンサを要する。我々は世界に先駆けてISFET(イオン感応性電界効果トランジスタ)を用いた細胞機能リアクタの開発を目指す。ISFETは感応部の容積が0.8μL以下と従来のガラス電極と比較して約一万分の一と非常に小さく、微量溶液中(サブミクロン)のpHをリアルタイムに測定が出来、ガス透過性のシリコンチューブとの組み合わせによりPCO2計測も可能になる。このシステムにより細胞やミトコンドリアなどの細胞内小器官の pH 、 PCO2 の応答をリアルタイムに測定することで細胞応答の基本的情報を統合的に集積し、再生医療の推進に貢献する。

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JSTプロジェクトデータベース掲載開始日: 2016-04-26   JSTプロジェクトデータベース最終更新日: 2025-03-26  

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