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好酸球由来塩基性タンパク質ECPの細胞組織再生への応用

研究課題

産学が連携した研究開発成果の展開 研究成果展開事業 地域事業 地域イノベーション創出総合支援事業 シーズ発掘試験

研究代表者

妹尾 昌治  岡山大学, 大学院自然科学研究科

研究期間 (年度) 2005
概要ヒト好酸球由来塩基性タンパク質(ECP)を大腸菌で生産し、その生理活性である心筋細胞の分化促進作用を利用して、「心臓再生」への足がかりを作る。 生後ではほとんど分裂増殖を起さない心筋細胞は、傷害が起こると壊死し、心臓の機能が低下する。治療法としては、薬物療法や外科的手術、または補助循環装置などが用いられているが、生存率や予後が非常に悪い。我々は独自で発見したECPが持つ心筋細胞の分化促進効果を利用して、心臓に内在する前駆体細胞の分化増殖を誘導、もしくは心筋細胞の大量培養と安全な細胞移植の方法を開発して心臓の再生医療への応用を目指す。

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JSTプロジェクトデータベース掲載開始日: 2016-04-26   JSTプロジェクトデータベース最終更新日: 2025-03-26  

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