1. 前のページに戻る

超硬質窒化炭素微粒子の合成

研究課題

産学が連携した研究開発成果の展開 研究成果展開事業 地域事業 地域イノベーション創出総合支援事業 シーズ発掘試験

研究代表者

財部 健一  岡山理科大学, 理学部

研究期間 (年度) 2005
概要窒化炭素C3N4はダイヤモンドと同等かそれを上回る硬度をもつことが理論的に明らかにされた魅力ある新材料である。またアモルファス状CNxはハードディスクコーティングへの応用,白色発光素子としての電子材料としても関心が広がっている。しかしながら窒化炭素C3N4の合成はこれまでの多くの努力にも関わらず合成法は確立していない。そのため優れた材料としてのポテンシャルが発揮されないままである。我々は大気圧窒素プラズマを用いることにより,窒化炭素C3N4微粒子(ただしチャオイテ<グラファイト多形の一種>との混合物)を容易に合成できること発見した。本試験研究では,1)チャオイテを抑制し窒化炭素C3N4の単相化,2)グラファイト原料の形状選択により合成速度の増加を図る,を目的とした研究実験を行う。これらは実用化への重要な一歩である。

URL: 

JSTプロジェクトデータベース掲載開始日: 2016-04-26   JSTプロジェクトデータベース最終更新日: 2025-03-26  

サービス概要 よくある質問 利用規約

Powered by NII jst