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リウマチ治療を目指した炎症性サイトカインTNF-αを除去する抗体酵素の活性評価

研究課題

産学が連携した研究開発成果の展開 研究成果展開事業 地域事業 地域イノベーション創出総合支援事業 シーズ発掘試験

研究代表者

岡村 好子  県立広島大学, 生命環境学部, 助手

研究期間 (年度) 2006
概要関節リウマチにおいてTNF-α(腫瘍壊死因子)は主要な役割を果たし、その治療には抗TNF-α抗体が主力をなしているが、体内残留抗体が副作用をもたらす問題点もある。本研究で扱う抗TNF-αantigenase(特願2006-023665 で作製)はTNF-αを特異的に認識して分解するばかりでなく、自身がもつプロテアーゼ活性によって、抗体残留の心配もないと考えられる。この抗体酵素を抗体医薬として利用するために、抗体酵素遺伝子を導入した培養細胞の細胞毒性評価を行うとともに外因性TNF-αの影響を評価する系を確立する。この系はリウマチの遺伝子治療の道を拓くものである。

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JSTプロジェクトデータベース掲載開始日: 2016-04-26   JSTプロジェクトデータベース最終更新日: 2025-03-26  

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