研究代表者 |
達家 雅明 広島大学, 大学院医歯薬学総合研究科広島大学原爆放射線医科学研究所, 助教授
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研究期間 (年度) |
2006
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概要 | 電離放射線に被曝した場合、致死線量あるいは亜致死線量では被曝した本人の自覚症状と臨床病態から被曝の有無がわかるが、それ以下の線量域の場合、無痛で自覚症状は無く、且つ、その被曝の有無と被曝線量については、被曝した本人の臨床的な所見からは推定不可能である。すなわち、知らない間に被曝したとしても、また、被曝したかも知れない場合においても、被曝検査は出来ない。この問題を克服するために、本研究開発は、被曝したかも知れない人の血液から被曝線量を計測する技術をヒトで実用化しようとするものである。
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