検索
前のページに戻る
レーザー光による歯車駆動システムの超高精度・遠隔異常診断技術の開発
研究課題
産学が連携した研究開発成果の展開
研究成果展開事業
地域事業
地域イノベーション創出総合支援事業
シーズ発掘試験
研究代表者
田中 英一郎
広島大学, 工学研究科, 助手
研究期間 (年度)
2006
概要
近年,産業用歯車駆動システムの製造技術は,急進的に発展しているが,装置の運転寿命は未だ明確化されておらず,異常検知の実情は,熟練者による感覚的確認であった.そのため,各機関でAE 法や振動・騒音分析手法が提案されたが,これら従来の手法では,顕著に現象が現れなければ診断できなかった.そこで本研究では,回転する歯車歯面にレーザー光を照射し,乱反射した光の量を測定し,その変化量を確認することで,従来把握できなかったミクロンオーダーでの歯面状況の遠隔診断が,非接触・早期かつ定量的に可能となる.