膜蛋白質を含む細胞由来リポソーム調整法の開発と応用
研究代表者 |
坂口 剛正 広島大学, 医歯薬学総合研究科, 助教授
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研究期間 (年度) |
2006
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概要 | native な構造・活性を保持した糖蛋白質を取り込んだリポソームは医学・生物学的に有用である。細胞にウイルスのマトリックス蛋白質を発現させると、ウイルス様粒子(リポソーム)が生成することを利用して、糖蛋白質を保持したリポソームを作製するシステムを開発する。特定の受容体に結合するウイルス糖蛋白質や人工蛋白質を取り込ませて、標的指向性の遺伝子導入に用いることができる。また、通常の施設では扱えない高度病原性ウイルスに対するワクチンの産生を行うことも可能である。
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