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水生植物のアレロパシーを活用した水環境改善システムの開発

研究課題

産学が連携した研究開発成果の展開 研究成果展開事業 地域事業 地域イノベーション創出総合支援事業 シーズ発掘試験

研究代表者

中井 智司  広島大学, 大学院工学研究科, 助教授

研究期間 (年度) 2006
概要富栄養化した池沼で発生する藍藻類の異常増殖によりアオコが発生すると、魚類の斃死や異臭発生、浄水処理障害など水資源利用上の問題が生じる。本試験研究では、栄養塩を除去すると共に藍藻類の増殖を積極的に抑制する手法を実用化するため、藍藻類の増殖を抑制する化学物質(アレロシー物質)を放出する沈水植物ホザキノフサモを植裁した人工浮島を作成して実際の池沼に設置し、植生による栄養塩除去とアレロパシー効果による藍藻類の増殖抑制を目標とする。これまでに水生植物を植裁した人工浮島による栄養塩除去を試みた例は多く、浮島の造成は可能である。しかしながら、人工浮島の植生のアレロパシー効果を応用した例はない。

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JSTプロジェクトデータベース掲載開始日: 2016-04-26   JSTプロジェクトデータベース最終更新日: 2025-03-26  

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