改変型ルシフェラーゼによるレジオネラ高感度迅速検査技術の開発
研究代表者 |
麻見 安雄 広島大学, 大学院先端物質科学研究科, 研究員
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研究期間 (年度) |
2006
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概要 | レジオネラは重篤な肺炎を引き起こす細菌として知られており、循環型の入浴施設などでいわゆる「レジオネラ問題」を引き起こしている。抗体を用いたレジオネラ検出法があるが、操作の煩雑さや検出感度、特異性の問題から、レジオネラ検出法としてあまり普及していない。レジオネラ属にはIcm タンパク質群と呼ばれる表層タンパク質群が存在する。精製したIcmR タンパク質を外から加えた場合、レジオネラの表層に再結合することが知られている。そこで本研究ではIcmR ルシフェラーゼ(発光酵素)融合タンパク質を作成し、発光によりレジオネラの有無を判定可能な技術を開発する。
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