研究代表者 |
西村 正宏 広島大学, 大学院医歯薬学総合研究科, 助手
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研究期間 (年度) |
2006
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概要 | 歯を喪失するとそれを支えていた歯槽骨は吸収される。最近では歯科のインプラント治療は広く普及しているが、吸収してしまった歯槽骨には骨量が足りないのでインプラント埋入が困難となる。そこで、骨を盛り上げる(造成する)必要が生じ、従来は自家骨が骨造成材の候補として挙げられてきた。しかし自家骨採取はドナーサイドの侵襲が大きいためにほとんどの患者は望まない。そこで、本応募課題は骨の形成能の高い間葉系幹細胞と担体の複合体を簡便に埋入できる方法として、カプセル化を提案する。提案が成功すれば、実現化の遅れている再生医療の普及に大きく貢献できるものと期待される。
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