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マイクロミストを含む安定流体膜装置の開発

研究課題

産学が連携した研究開発成果の展開 研究成果展開事業 地域事業 地域イノベーション創出総合支援事業 シーズ発掘試験

研究代表者

梅田 眞三郎  福山大学, 工学部, 教授

研究期間 (年度) 2006
概要ある角柱配列条件下の菱形角柱群管路においては,(1)その流出噴流がフリップ・フロップ流れと呼ばれる自励振動を伴って,流量が均等化された多数の噴流群(均等多数流量噴流群)を形成していること,(2)菱形に挟まれた最も狭い流路(最狭流路)断面位置でのラム効果による負圧を利用すればマイクロバブルを発生できること,などの新しい流体特性が明らかにされている。本研究開発においては,フリップ・フロップ流れとスリット流れを並行に供給し,それらの流れの界面における相互干渉及び流れのせん断作用を利用するという独創的なコンセプトによる安定流体膜を形成させ,さらにラム効果利用によるマイクロミストを混在させる装置の開発実験を行う。既にエアーカーテンへの応用として,この安定流体膜の検証効果確認も得られ,今回はマイナスイオンを含むマイクロミストの発生実験を行い,それを安定流体膜に組み込み,エアーシャワーなどとしての粉塵の除去や拡散防止などを目標とした装置開発研究を行う。

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JSTプロジェクトデータベース掲載開始日: 2016-04-26   JSTプロジェクトデータベース最終更新日: 2025-03-26  

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