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体内留置型の抗血栓性カテーテルの開発と応用

研究課題

産学が連携した研究開発成果の展開 研究成果展開事業 地域事業 地域イノベーション創出総合支援事業 シーズ発掘試験

研究代表者

白石 浩平  近畿大学, 工学部

研究期間 (年度) 2005
概要【目的】?断続的な輸液療法で使用する静脈留置カテーテルにおいて,末使用時に発生する血栓による内腔閉塞の防止,?閉塞血管の拡大や薬物投与などの開腹手術を伴わない高度医療に不可欠なカテーテルに,数週間程度の休内留置を可能にする抗血栓性を与える.★そのために,in vitroで確認[(2)の研究成果]した抗血栓性を,動物実験(in vivo)で実証して確認し,事業化に繋げる.【内容】血中に存在するプラスミン源のタンパク質プラスミノゲン(Plg)と選択的に吸着するアミノ酸L-リジンを含むモノマーを調製する.カテーテルに吸着させるためのモノマーとコポリマーを合成し,そのエタノール溶液をコーティング液とする.本コーティング液にカテーテルを浸漬コートする.これにより,生体内にある血栓溶解性蛋白質を表面に選択的に吸着させ,長期間抗血栓性を持続する.体内留置が可能なカテーテルを始めとする医用材料に形状や大きさに依らない表面処理法を確立する.

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JSTプロジェクトデータベース掲載開始日: 2016-04-26   JSTプロジェクトデータベース最終更新日: 2025-03-26  

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