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有機性廃水からの微生物燃料電池によるバイオマス発電法の開発
研究課題
産学が連携した研究開発成果の展開
研究成果展開事業
地域事業
地域イノベーション創出総合支援事業
シーズ発掘試験
研究代表者
柿薗 俊英
広島大学, 大学院先端物質科学研究科
研究期間 (年度)
2005
概要
生物が有機物を代謝分解して得る化学エネルギーは、電子伝達系と呼ばれるタンパク質複合体が巧みに作用してプロトンの濃度勾配形成を経て、高エネルギー化合物であるアデノシン3リン酸(ATP)として生成される。微生物燃料電池では、酸化還元メディエータという電子キャリアが関わることによって、廃水中のバイオマスから微生物が生み出す化学エネルギーをガス化することなく直接電気エネルギーへと転換することができるので,本研究では廃水処理プロセスにおいてバイオマスを燃料とする新規発電法を開発する。