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新動作原理に基づく小型分布定数型アイソレータの開発

研究課題

産学が連携した研究開発成果の展開 研究成果展開事業 地域事業 地域イノベーション創出総合支援事業 シーズ発掘試験

研究代表者

山本 節夫  山口大学, 大学院理工学研究科, 教授

研究期間 (年度) 2006
概要携帯電話等のモバイル通信機器の更なる小型化・多機能化のためには、内蔵される各種電子部品の小型化が必須である。アイソレータ (送信増幅器とアンテナとの間に配置して、送信増幅器の終段の保護と、高品質な通信の確保のために使用される電子部品。マイクロ波を一方向にのみ通し、逆流を阻止する非可逆伝送特性を持つ。) は、それら電子部品の中でも回路基板に対する占有面積が特に大きく、通信機器の小型化の障害となっている。現在、携帯電話等に用いられている集中定数型アイソレータは小型化が進められているものの、最も小さなものでも3.2×2.5×1.2 mm3ほどのサイズであり、更なる小型化が必要である。しかし、集中定数型アイソレータは部品点数が多く構造が複雑であるため、大幅な小型化が難しい。そこで本提案では、素子の占有面積および素子高さにおいて世界最小サイズのアイソレータを開発する。この新型アイソレータは、従来とは異なる新たな動作原理に基づくもので、構造が簡単で生産性に優れるという特長を有する。

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JSTプロジェクトデータベース掲載開始日: 2016-04-26   JSTプロジェクトデータベース最終更新日: 2025-03-26  

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