概要 | 複数の低解像度ディジタル画像を統合して1 枚の高解像度画像を生成する超解像技術において,低解像度画像間の関係をできるだけ正確に知ることは極めて重要である.通常は,画像間の関係を何らかの変換モデルに限定し,その中に現れるパラメータを推定する.最もよく用いられる平行移動モデルでは,移動量をパラメータとして推定する.しかし,実際の画像では回転や拡大など,平行移動以外の様々な要素が関係している.そこで本課題では,変換モデルに平行移動,回転,拡大を考慮し,これらに現れるパラメータをできるだけ正確に,かつ高速に推定する方法を提案する.
|