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液薄膜式気体供給法による新規酸素供給装置の開発

研究課題

産学が連携した研究開発成果の展開 研究成果展開事業 地域事業 地域イノベーション創出総合支援事業 シーズ発掘試験

研究代表者

今井 剛  山口大学, 大学院理工学研究科, 助教授

研究期間 (年度) 2006
概要下水処理分野における好気性生物処理法では、酸素供給のための曝気操作は欠かせない。しかし、従来の曝気法では水と酸素(気泡)との接触が酸素供給効率に関する因子と認識されてきた。本研究は、この概念を踏まえた上で気液接触面積を増加させることによる酸素供給の新たな方法として水の液薄膜形成を利用した酸素供給法(右図)を提案する。液薄膜とはシャボン玉のような泡であり、これを形成させ大気と接触させることで容易にかつ高速に酸素を供給することが可能となる。本申請では、下水処理場の曝気槽や酸素供給を必要とする各種の実機への高効率な酸素供給装置に関する問題点の抽出とその対策について検討し、新規酸素供給装置の設計指針を得る。

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JSTプロジェクトデータベース掲載開始日: 2016-04-26   JSTプロジェクトデータベース最終更新日: 2025-03-26  

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