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皮膚の上から膝関節軟骨の損傷状態を診断できる超音波診断装置

研究課題

産学が連携した研究開発成果の展開 研究成果展開事業 地域事業 地域イノベーション創出総合支援事業 シーズ発掘試験

研究代表者

森 浩二  山口大学, 工学部

研究期間 (年度) 2005
概要高齢化に伴い関節疾患は増加傾向にあり,統計では年間約200万人が何らかの関節疾患の症状を訴えて来院する.この関節疾患は関節軟骨の損傷が原因である.このような背景から関節軟骨の変性を定量的・客観的に評価する方法が臨床医により強く望まれている.従来,関節腔内に挿入するタイプの診断プローブは我々を含めいくつか提案されているが,これには診断時に手術室で麻酔をかけて診断する必要があり,患者にとって負担が大きく手軽に診断できないという欠点があった.そこで我々は,従来開発してきた超音波による関節軟骨診断法を発展させて皮膚の上から関節軟骨の損傷程度が診断できる方法・装置を提案する.本装置により患者の肉体的・精神的負担を低減できると当時に,臨床医の関節軟骨を定量的・客観的に診断したいというニーズを満たすことができる.

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JSTプロジェクトデータベース掲載開始日: 2016-04-26   JSTプロジェクトデータベース最終更新日: 2025-03-26  

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