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塩基性ペプチドを用いた抗肥満剤の開発

研究課題

産学が連携した研究開発成果の展開 研究成果展開事業 地域事業 地域イノベーション創出総合支援事業 シーズ発掘試験

研究代表者

辻田 隆廣  愛媛大学, 総合科学研究支援センター, 助教授

研究期間 (年度) 2006
概要すでに,魚の精巣由来のプロタミン,小麦ふすま由来のピュ―ロサイオニン,微生物由来のポリリジンなどの塩基性ペプチドが強い膵リパーゼ阻害作用を持つことを報告している.これらの塩基性ペプチドは腸管での膵リパーゼ阻害を通じて,脂肪の分解・吸収を抑制し,肥満を予防し,高脂血症,動脈硬化症,糖尿病などの生活習慣病を予防する食品素材である.これら塩基性ペプチドの膵リパーゼ阻害機構についても詳細な研究成果を報告している.本研究では動物実験でこれらのペプチドの肥満動物に対する有効性,生体での最小有効濃度等について検討する.これらの結果を基に肥満や生活習慣病の予防に効果的な塩基性ペプチド剤を開発する.

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JSTプロジェクトデータベース掲載開始日: 2016-04-26   JSTプロジェクトデータベース最終更新日: 2025-03-26  

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