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ファージφMR11保有DNA組換え酵素及びその認識配列を利用する新規部位特異的DNA組換えシステム

研究課題

産学が連携した研究開発成果の展開 研究成果展開事業 地域事業 地域イノベーション創出総合支援事業 シーズ発掘試験

研究代表者

今井 章介  高知大学, 医学部, 教授

研究期間 (年度) 2006
概要黄色ブドウ球菌(黄色ブ菌)ファージ ?MR11およびこれが保有する部位特異的DNA組換え系の構成要素である組換え酵素(Int)および新規認識配列(attP, attB)はすべて申請者らが独自に見出した新規のものである.これまでの知見で,本組換え系はInt,attP,attBの3種のみで機能し,他のタンパク性補助因子は不要なため,簡便な新規遺伝子クローニングシステムの開発,発生遺伝子工学,癌の遺伝子治療など幅広い研究分野での応用,実用化が期待できる.実施内容とその目標としては,(1)酵素Intの大量精製条件の確立と,(2)それを用いるin vitro無細胞系DNA組換え技術の構築,(3)ヒト細胞染色体やプラスミドDNA間における効率的組換え条件の検討,(4)切り出し酵素(excisionase)遺伝子の特定を行ない,現在頻用されているCre/loxP システムおよびGateway システムの両者の利点を兼ね備えた新規組換えシステムの開発,を目指す.

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JSTプロジェクトデータベース掲載開始日: 2016-04-26   JSTプロジェクトデータベース最終更新日: 2025-03-26  

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