検索
前のページに戻る
電圧印加による新たな生体材料凍結法の開発
研究課題
産学が連携した研究開発成果の展開
研究成果展開事業
地域事業
地域イノベーション創出総合支援事業
シーズ発掘試験
研究代表者
前田 博教
高知大学, 医学部附属病院, 講師
研究期間 (年度)
2006
概要
近年,白血病治療での骨髄移植や幹細胞を用いた再生医療の実用化に伴い,凍結保存した細胞の医療への応用が見込まれている.細胞凍結においては,凍結時の細胞膜傷害や,細胞機能障害により生存細胞数が減少することから,より細胞傷害の少ない凍結法の開発が望まれる.食品保存の分野において,凍結時の高電圧印加により凍結傷害を軽減する生鮮食品凍結保存法がすでに開発され実用化している.本研究では,この凍結法を医療に応用して,細胞また組織等の生体材料の凍結保存技術の開発を目指すものである.