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感染性胃腸炎の主原因であるノロウイルスの感染増殖系の開発

研究課題

産学が連携した研究開発成果の展開 研究成果展開事業 地域事業 地域イノベーション創出総合支援事業 シーズ発掘試験

研究代表者

工藤 伸一  北海道立衛生研究所, 微生物部, 部長

研究期間 (年度) 2008
概要ノロウイルスは、分離可能な細胞培養系や感染実験のための実験動物系がいまだ確立されていない。人工多能性幹細胞(iPS細胞)は多分化能を有し、重度複合免疫不全(SCID)マウスの皮下に接種すると奇形腫を形成することが知られ、その内部には消化管由来上皮様細胞を含むことが報告されている。また、多分化能を有するヒトEC細胞も培養条件によって内胚葉性の細胞に分化することが報告されている。本研究では、ヒトiPS細胞の利用の可能性を追求するとともにヒトEC細胞を用いて、ノロウイルスの感染増殖が可能な培養細胞系の開発を目指す。

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JSTプロジェクトデータベース掲載開始日: 2016-04-26   JSTプロジェクトデータベース最終更新日: 2025-03-26  

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