赤外線通信を利用したロボット用人間識別センサシステムの開発
研究代表者 |
鈴木 昭二 はこだて未来大学, 大学システム情報科学部, 助教授
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研究期間 (年度) |
2006
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概要 | 高齢化社会に向けて人間の荷物運搬を支援するロボットが実用化されつつあり、人間の自然な動作を妨げることなく追従すべき人間を発見し、その運動を検出するセンサシステムが必要とされている。そのために、本研究では赤外線通信を利用したセンサシステムを開発する。提案システムでは、人間に赤外線の発信器を持たせて情報を発信させ、ロボットはそれを受信することによって追従すべき人間が近くにいるかどうか、同様のシステムを利用する他の人間やロボットが存在するかどうか等を認識できる。赤外線デバイスは簡単な回路で動作し、人体に無害であることから、安価で信頼性の高いシステムを構築することが可能である。
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