PCFからの超広帯域光波を利用したCARS顕微分光

研究課題

研究代表者	唐澤直樹千歳科学技術大学, 光科学部, 助教授
研究期間 (年度)	2006
概要	超短光パルスをフォトニック結晶ファイバー(PCF)に伝搬させることにより超広帯域光波を発生させ、それを用いて生体等試料の微細構造の顕微分光を行う。このとき構成分子の振動準位に共鳴的に発生するコヒーレント反ストークス(CARS)光波を分光計測することにより試料の組成を特定する。超広帯域光波からの近赤外の基本ソリトンパルスの中心波長制御、群遅延制御、分散補償などを波形整形装置により行い、CARS信号の増大および光学系の大幅な簡素化をはかる。