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穂発芽耐性の高い白粒系小麦開発のための、種子休眠性遺伝子の解析と新規白粒因子の探索

研究課題

産学が連携した研究開発成果の展開 研究成果展開事業 地域事業 地域イノベーション創出総合支援事業 シーズ発掘試験

研究代表者

栗原 志保  農業・食品産業技術総合研究機構, 北海道農業研究センター, 主任研究員

研究期間 (年度) 2006
概要近年、安全・安心な国内産小麦への需要は増加しつつあり、特に北海道における作付け面積は増加している。しかしながら国産小麦の品質には問題があり、小麦の国内需要600万トンのうち90%は輸入で賄われているのが現状である。一般にコムギの白粒品種は赤粒品種に比べ穂発芽耐性が弱いと言われている。日本では湿潤な気候であるために小麦の穂発芽が発生しやすく、結果的に白粒品種に比べ種穂発芽耐性が強い赤粒品種を作付けせざるを得ないが、その赤粒品種は粉色が需要側から評価されていない。そこで本課題では現場から求められている穂発芽耐性の強い白粒系小麦開発のために、種皮色の違いに基づいた種子休眠性関連遺伝子の解析を行うとともに、穂発芽耐性を低下させない新しい白粒因子を探索する。

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JSTプロジェクトデータベース掲載開始日: 2016-04-26   JSTプロジェクトデータベース最終更新日: 2025-07-16  

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