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水産系廃棄物によるじゃがいもそうか病防除物質のスクリーニングに関する研究

研究課題

産学が連携した研究開発成果の展開 研究成果展開事業 地域事業 地域イノベーション創出総合支援事業 シーズ発掘試験

研究代表者

清野 晃之  函館工業高等専門学校, 物質工学科, 講師

研究期間 (年度) 2006
概要水産廃棄物中に含まれる成分を簡易・迅速に調べるための構造解析システムの開発を行うことを第一の目的とする。また、構造決定した成分をじゃがいもそうか病の原因菌に添加し、最も効果のある成分のスクリーニングを行うことを第二の目的とする。その結果を元に、将来的には有効成分を効率良く抽出する技術を開発し、肥料の補助剤としての実用化を目標とする。研究計画としては、ヒトデなどの水産廃棄物中に含まれる成分を溶媒抽出などにより分離・濃縮を行った試料を「反応熱分解法」によるガスクロマトグラフィー質量分析装置(GC/MS)やソフトレーザー脱離イオン化質量分析装置 (SLD-MS)を用いて詳細に構造解析を行う。構造決定された分画成分をシャーレ培養されたじゃがいもそうか病の原因菌に加えて、菌の繁殖を阻害する成分および促進する成分についての詳細な情報を得る。

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JSTプロジェクトデータベース掲載開始日: 2016-04-26   JSTプロジェクトデータベース最終更新日: 2025-03-26  

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