研究代表者 |
大倉 一枝 北海道医療大学, 薬学部, 教授
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研究期間 (年度) |
2006
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概要 | 血管新生因子PD-ECGFは、多くの固形腫瘍において高レベルに発現し、腫瘍の血管新生、浸潤、転移と関連する。本研究は、PD-ECGFを標的とした放射性薬剤を開発し、血管新生をイメージングすることにより、核医学による腫瘍診断、予後の推定に寄与するものである。糖代謝による腫瘍診断FDG-PETとは別の新しい集積機序を有する薬剤開発は、新規放射性ウラシル類の標識合成により充分実用化が可能である。本研究では、PET、SPECTの両法における有効な核医学診断が実現し、臨床上の応用性が極めて広い。
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