容量結合型トランジスタを用いた生体分子間相互作用計測機構の開発
研究代表者 |
澤村 誠 北海道大学, 創成科学共同研究機構, 特任助手
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研究期間 (年度) |
2006
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概要 | 生体分子反応を電気的に定量計測する。電界効果型トランジスタのゲート電極上に固定化された生体分子の電子状態の変化はゲート電極と基板の電気力線を擾乱させ、その変化をチャネルに伝えている。容量結合により、チャネルから距離的に大きく分離されたゲートをセンサの分子認識素子として用いることによって、従来、外部環境に敏感で破損しやすい高感度チャネルは半永久的に使用することが出来るようになり、再現性のある非標識高感度バイオセンサが実現可能である。分離型ゲート上の抗原抗体反応の検出をELISA 法以上の感度で実施することを目標とする。
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