海洋産微細藻由来マクロリドをシーズとした新しい抗癌剤の開発
研究代表者 |
小林 淳一 北海道大学, 大学院薬学研究院, 教授
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研究期間 (年度) |
2006
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概要 | 代表研究者らが海洋産の微細藻(植物プランクトン)の1種より分離した新しい抗癌性マクロリド化合物 (1) は、腎臓癌や脳腫瘍に対して有効で、従来の抗癌剤とは作用機序が異なるため、新しいタイプの抗癌剤のリード化合物として期待される。本研究では、微細藻の培養条件の検討により1 の大量供給法を確立するとともに、合成により1 のアナログを種々調製し、実験動物を用いて構造活性相関を検討することにより、新しい抗癌剤を開発することを目的とする。
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