エイズ等の治療法の開発のためのヒトレトロウイルス感染モデルラットの樹立
研究代表者 |
大橋 貴 北海道大学, 遺伝子病制御研究所, 助教授
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研究期間 (年度) |
2006
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概要 | 申請者はこれまでにラットのATL様疾患モデルを樹立しており、また本研究室ではヒトレトロウイルスのラット細胞での増殖に必要な因子の1つが、核外輸送因子CRM1であることを同定した。本研究ではこれらの成果を融合し、ヒトCRM1遺伝子導入ラットを用いて新たなヒトレトロウイルス感染症モデルの樹立および新規治療法の開発を試みる。この研究により、小動物モデルの欠如のために困難であったエイズ等の予防に関する研究、および免疫治療・遺伝子治療研究の進展が期待される。
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