研究代表者 |
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研究期間 (年度) |
2006
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概要 | a.新規性・独創性:海底地形情報を必要とする業種は多い。ところが海底地形の調査には音響測深機が使われ、多大な労苦・費用を要し簡便ではない。本応募課題は、漁船に搭載されている魚群探知機から得られる水測深データを活用、これら複数のセンサー情報を集中監視・処理することで海底地形情報を取得するものであり、管理漁業、海岸環境保守・保全や災害対策など様々な分野に情報を提供出来る。b.実用化の可能性:研究者は、魚群探知機の制御装置、制御装置からFOMAを使った伝送システム、これらデータを集中監視するサーバからなる基本システムを構築した。ユーザである漁業関係者の協力も受けており、実用化の可能性は極めて高い。c.実施内容とその目標:魚群探知機に付加する制御装置の改良、集中監視用サーバの処理アルゴリズムの改善、及び実験用漁船の多数化による実験を行い、実用化の最終段階としての実証試験を行う。
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