研究代表者 |
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研究期間 (年度) |
2006
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概要 | 関節リウマチ(RA)は全身性自己免疫疾患であり、日本においても患者数70万人ともいわれる慢性疾患である。この疾患では関節滑膜が病変の中心であり、滑膜の増殖からしだいに周囲の軟骨、骨が侵され、関節の破壊と変形にいたることが多い。RAの早期診断と臨床経過、特に関節破壊を予知することがその後の患者の治療法選択(テーラーメイド治療)にも繋がり、しいては医療費削減にも結びつく。本申請課題では、RA患者血清中に特異的に存在する抗カルパスタチン自己抗体を用いて関節軟骨破壊との相関性等を明らかにし、早期RA診断時における新たな臨床経過(特に関節破壊)予測血清マーカーとしての実用化を図る。
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