研究代表者 |
宮腰 康樹 北海道立工業試験場, 材料技術部金属材料科, 研究職員
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研究期間 (年度) |
2006
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概要 | 目的:延縄用釣り針に代表される漁業用の針は一回限りの使い捨ての場合が多く、その表面には鉛を20~30%含む合金がめっきされている。本研究では、大量に発生する使用済み釣り針の処理経費削減を目的に、漁業用釣り針の鉛フリー化を試みる。内容:簡易ハンダめっき装置を導入し、めっき素材の合金組成およびフラックスの違いによる釣り針へのめっき性について調査する。選定した組み合わせをもとに実機で釣り針を試作し、最適なハンダめっき条件を検討する。試作した釣り針は、塩水中での耐食性および釣獲試験によりその実用性を検討する。
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