研究代表者 |
松本 久美子 北海道立林産試験場, 技術部, 研究職員
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研究期間 (年度) |
2006
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概要 | 合板は木材を薄く剥いで得られた単板を、繊維方向を直行させて接着剤で張り合わせたものであり、広く普及している木材製品である。現在、北海道内の人工針葉樹林が伐採期を迎えて更なる生産量の増加が見込まれており、合板に関しても新たに内装用や家具用合板など新しい利用分野の開拓が進められている。 本研究では、付加価値の高い針葉樹合板を製造するために接着層に着色を施し、表面の単板に浮造り加工することで、木目を活かした内装用及び家具用合板を開発する。この製造技術を確立して木目がもつ自然の模様に接着層への着色でカラーバリエーションを持たせることで、これまでにない意匠をもった付加価値の高い針葉樹合板の製造が期待できる。
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