ニンニク《鱗片と皮》機能性材料としての実用化に向けて
研究代表者 |
北原 晴男 弘前大学, 教育学部, 教授
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研究期間 (年度) |
2006
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概要 | ニンニクは全国のシェアー80%を誇る青森県の特産物である。年間を通して安定供給のため従来、萌芽抑制剤が用いられてきたが、発癌性のため販売中止になり生産農家の大きな問題となった。このため申請者らは、食に安全な萌芽抑制物質をニンニクから探索することを検討した。また鱗片からは附加価値の附与も念頭に心不全抑制物質、皮からはその有効利用を目的に抗菌性物質の探索を行ってきた。このように申請者らは、【ニンニクの鱗片と皮は機能性物質探索の材料】と考え、ニンニクをテーマに設定して研究を継続してきた。今回、これらの研究の深化と実用化のための試験を目的に申請するものである。
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