1. 前のページに戻る

新しい血液浄化法「血漿交換排液浄化循環透析法」の開発

研究課題

産学が連携した研究開発成果の展開 研究成果展開事業 地域事業 地域イノベーション創出総合支援事業 シーズ発掘試験

研究代表者

梅原 豊  弘前大学, 医学部, 助手

研究期間 (年度) 2006
概要急性肝不全の治療として血漿交換が一般的に行われているが、血漿交換では補充液は体内で撹拌された後に分離廃棄されるため患者血漿と排液の組成は常にほぼ同一である。我々はこの血漿交換排液を浄化し透析液として用いることで二次的な治療に応用する方法・装置を考案した。血漿交換療法の利点は急速に患者血液中に不足した物質の補充または患者血液中に含まれる有害物質の除去が可能なことにある。本法・装置はこの利点を生かした上に廃液を血漿貯留槽として用い複数(大容量)の浄化装置を血漿で環流、浄化された血漿を透析液として用いる事を可能とし、また血漿交換療法を基本とすることにより、血漿交換に用いた装置をそのまま流用して廃液の浄化循環透析への移行も可能にするものである。

URL: 

JSTプロジェクトデータベース掲載開始日: 2016-04-26   JSTプロジェクトデータベース最終更新日: 2025-03-26  

サービス概要 よくある質問 利用規約

Powered by NII jst