概要 | 代表研究者は,流体機械に致命的損傷を与えるキャビテーション気泡の崩壊時の衝撃力を,逆転的発想により,ショット・ピーニングのごとく,金属材料の強度を向上させる表面改質に利活用するキャビテーション・ピーニングを開発してきている。本ピーニングは,ショット・ピーニングと異なり,ショットを用いないので,固体接触を生じないために加工面の粗さを増大することなく加工でき,疲労強度を従来のショット・ピーニングよりも向上できる利点がある。本試験研究では,これまでのキャビテーション・ピーニングの10倍以上の加工能力を有する次世代キャビテーション・ピーニング用ノズルを開発する。
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