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次世代ITS用高性能マルチバンドアンテナの開発

研究課題

産学が連携した研究開発成果の展開 研究成果展開事業 地域事業 地域イノベーション創出総合支援事業 シーズ発掘試験

研究代表者

塩川 孝泰  東北大学, 工学部電気情報工学科

研究期間 (年度) 2005
概要近年の多様なパーソナル通信の普及に伴い、一つのアンテナで同時に複数のサービス(複数の周波数帯域)に対応が可能な、小型・薄型でしかも簡易な給電系を有する構造で、かつ、それぞれの周波数域で独自の偏波特性(円偏波、直線偏波)を実現できる移動体用高性能マルチバンドアンテナの開発が望まれている。しかし、アンテナ構造は小型、薄型であるが給電系が複雑(複数の誘電点を有する)になる、また逆に、給電点は一つで給電系は簡易であるがアンテナ全体として小型・薄型構造の点で問題があるなど、上記の性能を満足するアンテナの開発は、現在までのところ代表研究者らによる一部研究はあるが、まだ充分になされているとは言い難い。そこで本課題では、次世代ITS(※1)(GPS(※2),DSRC(※3):4つの周波数帯域を使用する)に着目し、研究・開発がまだなされていない一点給電による4周波対応小型・薄型マルチバンドアンテナを考案し、その設計法を確立することを目的としている。(※1) 次世代ITS:Intelligent Transport Systems (高度道路交通システム)(※2) 次世代GPS:L1帯;1.5754GHz帯、L2帯;1.2276GHz帯、および、L5帯;1.17645GHz帯の3波(全て円偏波)(※3) 次世代DSRC (ETC、VICS):5.8GHz帯の1波(円偏波)

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JSTプロジェクトデータベース掲載開始日: 2016-04-26   JSTプロジェクトデータベース最終更新日: 2025-03-26  

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