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心筋の組織性状診断を目指した心臓壁内伝搬振動の可視化に関する研究

研究課題

産学が連携した研究開発成果の展開 研究成果展開事業 地域事業 地域イノベーション創出総合支援事業 シーズ発掘試験

研究代表者

金井 浩  東北大学, 大学院工学研究科電子工学専攻

研究期間 (年度) 2005
概要心筋梗塞・拡張型心筋症など重篤な心臓疾患では,初期段階に「心筋の拡張特性」に障害が現れる.従来の心臓の非侵襲的診断法(?超音波エコー法,?MRI,?心臓シンチグラム等)では,形態情報・収縮機能・心腔内血流分布・心臓のポンプ機能の診断は可能であるが,この心筋の拡張特性を決定付ける心筋の硬さを直接,非侵襲的に診断できない等の問題があった.そこで本研究では,本研究者が発見した「大動脈弁の閉鎖によって発生した振動が,心臓壁に沿って伝搬する現象」に基づき,「心筋の硬さ」を世界で初めて非侵襲で計測し,断層像上にイメージングを行う.計測精度の評価と共に振動伝搬現象を体系化し,心筋拡張特性の新しい非侵襲的診断法を確立する.

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JSTプロジェクトデータベース掲載開始日: 2016-04-26   JSTプロジェクトデータベース最終更新日: 2025-03-26  

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