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マイクロ波加熱炭素還元法による酸洗スラッジからの省エネルギー金属回収法

研究課題

産学が連携した研究開発成果の展開 研究成果展開事業 地域事業 地域イノベーション創出総合支援事業 シーズ発掘試験

研究代表者

吉川 昇  東北大学, 大学院環境科学研究科

研究期間 (年度) 2005
概要ステンレス鋼の圧延時における酸洗工程では、Ni,Cr,Mn,Fe等の金属が溶出し、これが大量のスラッジとして生成する。現在は、これを黒鉛るつぼ中で電気炉により加熱/還元し、金属の回収を積極的に行っている。本研究はマイクロ波(MW)加熱を利用してスラッジの炭素還元を行うことにより、同プロセスの省エネルギー化を図ることを目的とする。MWプロセスでは、(1)大型炉体全体の加熱ではなく、ステンレス酸洗スラッジとグラファイト粉末の混合試料のみを迅速に加熱する。(2)還元速度が電気炉加熱による場合よりも数倍も早い。という理由から、プロセスの短時間化が可能であり、電力エネルギーを従来法の半分以下に低減することを目的とする。

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JSTプロジェクトデータベース掲載開始日: 2016-04-26   JSTプロジェクトデータベース最終更新日: 2025-03-26  

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