ディフューザ型バルブレスマイクロポンプの実用化研究
研究代表者 |
宮崎 康次 九州工業大学, 大学院生命体工学研究科, 助教授
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研究期間 (年度) |
2006
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概要 | 微細加工技術の発展に伴う機器の小型化(化学分析装置の小型化、携帯型端末CPU の水冷)により、送液ポンプの小型化も必要不可欠となっている。送液ポンプの小型化は、通常のターボ型ポンプをそのまま小型化するだけでは、サイズ効果のためポンプ機能が達成できないことがよく知られている。そこで我々は生命の呼吸にヒントを得て、チェックバルブのないバルブレスマイクロポンプ(流量:~6ml/min、揚程:~200Pa)を開発してきた。本課題ではこのマイクロポンプの実用化にあたり、最適駆動条件の提案、定流量制御駆動の実現、数値解析を併用した設計指針の確立を目標とする。
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