1. 前のページに戻る

超音波の共振効果を利用したナノ導波管水素センサ

研究課題

産学が連携した研究開発成果の展開 研究成果展開事業 地域事業 地域イノベーション創出総合支援事業 シーズ発掘試験

研究代表者

加藤 喜峰  九州大学, 大学院工学研究院, 助教授

研究期間 (年度) 2006
概要水素中での音速が空気中に比べ約4倍と非常に大きいことに注目し、超音波ナノ導波管を作り、その共鳴周波数を感知し、空気中の水素濃度による音速の変化による共鳴周波数の変化をセンスする。さらに、水素の拡散速度が大きいことから、導波管の大きさをマイクロまたはナノオーダーに微細化構造にすることで他種のガスの侵入を抑制し、水素の選択性を高めることが可能である。 この原理による水素センサは前例が無く、水素のよる音速の変化を共振周波数の変化として検知すると言う単純な構造・仕組みであることから、応答速度が速くかつ測定濃度範囲も広く高感度であり、小型かつ安価で衝撃に強い高信頼性水素センサが実現できる。

URL: 

JSTプロジェクトデータベース掲載開始日: 2016-04-26   JSTプロジェクトデータベース最終更新日: 2025-03-26  

サービス概要 よくある質問 利用規約

Powered by NII jst