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磁気的免疫検査のための高性能磁気ナノマーカーの開発

研究課題

産学が連携した研究開発成果の展開 研究成果展開事業 地域事業 地域イノベーション創出総合支援事業 シーズ発掘試験

研究代表者

榎本 尚也  九州大学, 大学院工学研究院応用化学部門, 助教授

研究期間 (年度) 2006
概要磁気マーカーを用いた高速・高感度な免疫検査システムの開発が期待されている。このためには、大きな磁気信号と溶液中での高い分散性を両立した磁気マーカーが必須となるが、この二つは互いに相反する要求であるため、両者を満たすものは未だ実用化されていない。申請者らはこの問題を解決するため、シリカコート磁気ナノ粒子を基盤とした新規な磁気マーカーの作製法を開発しており、磁気特性と分散性を飛躍的に改善することに成功した。従って、この成果を発展させれば高性能磁気マーカーの実用化は可能と考えている。本研究では、シリカコート磁気ナノ粒子の作製プロセスを高度化するとともに、これを基盤とした免疫検査用の磁気マーカーを開発し、検査実験を通してその高品質化を実現する。

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JSTプロジェクトデータベース掲載開始日: 2016-04-26   JSTプロジェクトデータベース最終更新日: 2025-03-26  

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