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バインダーレス電解酸化改質による高容量無機系キャパシタ材の開発

研究課題

産学が連携した研究開発成果の展開 研究成果展開事業 地域事業 地域イノベーション創出総合支援事業 シーズ発掘試験

研究代表者

尹 聖昊  九州大学, 先導物質化学研究所, 助教授

研究期間 (年度) 2006
概要電気化学的2 重層の原理を使う無機系高容量用キャパシタ材は現在15000~20000 円/kg(容量:160F/g、クラレー化学(株))の高価で販売されている。最近当研究室は、安価の硫酸を利用した新規の繰り返し電解酸化法によって、材料本来のキャパシタ容量より2 倍以上電気化学的キャパシタ容量を増大させ、既存カーボンブラックから160F/g 以上の容量発現に成功した。比較的安価の導電性カーボンブラック及び木炭原料として利用し、高価かつ難工程のアルカリ賦活法を使わずに、安価で高容量の無機系キャパシタ材料を提供する工程の開発を行う。繰り返し電解処理による炭素材表面の改質に伴うキャパシタンス容量増加は、炭素材料の表面改善手法による実用材料調製の鍵となると確信する。

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JSTプロジェクトデータベース掲載開始日: 2016-04-26   JSTプロジェクトデータベース最終更新日: 2025-03-26  

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